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ごあいさつ ~感動のお菓子~

更新日:2019年7月25日


私は60歳にして初めて、感動のお菓子を味わいました。

そのお菓子とは「ダックワーズ」。実は以前の私は、味が薄くて、ふわふわしたお菓子、溶けてしまう食感のお菓子は苦手でした。


しかし、日本に1店舗しかない東京の代官山にあるパティスリー「イルー・プルー・シュル・ラ・セーヌ」のダックワーズを口にした時、初めて「美味しい!」と感動しました。

お菓子に、こんな豊かな食感、五感を刺激する深い味わいがあることを初めて知った瞬間ー。

それが、それからの2年間、東京にあるイルー・プルー・シュル・ラ・セーヌお菓子教室に通い続けるという大きな挑戦のきっかけとなったのです。






それまでの私は40年間、管理栄養士として、「おいしくて体にいいもの」を心かけてきました。


長年、栄養の仕事に携わってきたこともあり、私なりにお菓子作りには自信があったのですが、東京の教室では、材料の混ぜ方ひとつをとっても、常識とは全く違ったものであり、だからこそお菓子作りの「正しい技術」や「考え方」に魅了され、感動することの連続でした。





今度は、この感動を私なりに多くの人々に伝えていけたら―と思い、栄養士としての経験と、「イルー・プルー・シュル・ラ・セーヌ」で学んだお菓子の技術を生かし、2015年、故郷である佐賀県伊万里市にフランス菓子専門店をオープン致しました。



お客様の笑顔と「美味しかった」のお声を励みに頑張ってまいります。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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